現場作業に感じた魅力とやりがい
私が現在所属している事業所は、有明南地区のビル・病院・商業施設などに対し、冷房や暖房などの空調に必要なエネルギーを製造・供給しているエネルギープラントです。
この事業所でボイラーや冷凍機などの大型設備を運転し、必要なエネルギーを製造しています。
私は工業高校出身で、設備関係の勉強をしていたのですが、学校で得た知識を活かせる職場だと思いこの会社を志望しました。 ある時求人資料として高校に置かれていた有明南地冷事業所のパンフレットが目に留まり、見てみると大型の冷凍機やボイラーの写真が載っていました。これらを事業所のスタッフたちが運転し保守管理していると書かれているのを読んで、非常に魅力とやりがいのある仕事だと感じました。
職場でも訪問先でも大切なのはコミュニケーション
入社当初はビジネスマナーなどを知らずに戸惑った部分もありましたが、高校時代に野球部で身に付いた礼儀や時間を守るところは入社後も役立ちました。また入社してからは「報告・連絡・相談」を常に意識しながら行動しています。
現在、職場のスタッフは20代から60代まで12人います。特に年齢が離れた方と話をするのは難しいと感じることもありますが、私が働く環境の中でのコミュニケーションは最も大切なことだと思うので、挨拶や返事などはしっかりとすることを心がけています。
また、コミュニケーションが必要なのは職場だけでなく、オーナー様であったり、実際に熱を使用されているエンドユーザー様にも点検や供給状況のやり取りなどの対応が必要です。 その全てのお客様に対し、状況説明や点検結果を解りやすく伝えるというコミュニケーション力も大切だと実感しています。
無事故で一日を終えた時、喜びや充実感を感じる
現場では高圧ガスや蒸気など危険を伴う設備を扱っており、ひとつのミスが重大な事故に繋がってしまうので、やはり一番気遣う点は「安全」ですね。 事故が起きると私だけでなく、お客様を始め会社全体に迷惑がかかってしまうので、そこは特に気をつけなければいけないところです。
機器の運転をしている時は常に緊張感を持っているので、とにかく無事故で無事に一日を終えた時に、喜びや充実感を感じますね。
また様々な機器を扱う仕事なので、無事故を目指すには、まず自分自身に必要な知識を身に着けるための資格を取ることが必要となります。私はこれまでにボイラー技士や危険物取扱責任者、さらに消防関係などの資格を取得しています。毎年「今年はこの資格を取る」といった個人の目標を決めて勉強に取り組んでいるのですが、現在はこの事業所で必須となる冷凍関係の資格(冷凍一種)の取得が目標です。
現場は着実に自分が成長できる場所
当社には数多く事業所があるので、入社してからも様々な設備や現場を見て、自分に合った仕事を見つけることができると思います。特にこの事業所のような現場では大型の冷凍機やボイラーなどの大きな設備を扱っており、それを自分が任されて運転することもできるので、大きなやりがいを感じることができる場所です。また細かい専門的な知識を身に着けることもできますので、それは必ず将来にも活かせる私自身の貴重な財産になるものと確信しています。